okablog Written by Ryohei Okazaki

DeFiのリスクと具体的な対策方法5選【過去の事例をもとに解説】

DeFi

悩む人

悩む人「DeFiのリスクってどんなものがあるの?DeFiにお金を入れる前にリスクを確認しておきたいです。リスクへの対処法も知りたいな。」

こういったお悩みに答えていきます。

本記事の内容

  • DeFiのリスク5選【過去の事例をもとに解説】
  • DeFiに関するリスクへの対処方法

この記事を書いている僕は、DeFiに最先端で触れています。
また、Twitter(@ryohei_okazaki)やブログで情報発信もしているので、ある程度信頼性はあるかなと。

それでは、見ていきましょう!

DeFiのリスク5選【過去の事例をもとに解説】

DeFi
  • インパーマネントロス
  • RugPull(ラグプル)
  • Google広告による偽サイトへの誘導
  • スマートコントラクトの不具合
  • 規制による制限

それぞれ見ていきましょう。

インパーマネントロス

インパーマネントロスとは、仮想通貨の価格変動によっておこる損失のことです。これだけでは、難しいと思うので具体例をもとにわかりやすく解説していきます。

そもそも、DeFiでは仮想通貨のペアを決めて「1:1」の割合でコインを預けます。

仮想通貨の価格は日々変動しているわけですから、片方の価格が変動すると「1:1」の比率が崩れるので、それを自動修正してくれます。そのタイミングで、預けていた仮想通貨を取り出すと預けたときと枚数が変わっていて、損失が出るということ。

具体的な計算式を紹介

ここからは、図を使用して理解度を深めていきましょう。今回は「1BTC=100USDC」の場合で考えていきます。

インパーマネントロスの解説

上記の図は、BTCの価格が上下した場合のコインの増減を表しています。
1BTCの価格が「100USDC」から「400USDC」に上昇&「100USDC」から「50USDC」に減少したということですね。今回は上昇した場合を例に解説していきます。

今回の状況で仮想通貨を取り出したときに「0.5BTC+200USDC」で返されます。

  • DeFiに預けた場合:0.5BTC×400USDC+200USDC=$400
  • DeFiに預けなかった場合:1BTC×400USDC+100USDC=$500
  • インパーマネントロス:$500-$400=$100
補足:「0.5BTC×400USDC」はBTCの価格、「200USDC」はUSDCの価格を表しています。単に「BTC+USDC」をしているだけです。

上記の式から、DeFiに預けたことで「$100」の損失が出たといえます。

この損失のことをインパーマネントロスといいます。

RugPull(ラグプル)

次にRugPull(ラグプル)というリスクです。こちらもわかりやすく解説していきます。

ひとことで言うと、預けたコインを運営に持ち逃げされるリスクのことです。

DeFiの世界では、わりと頻繁のラグプルが起きています。というのも、中央の管理者がいないから。
銀行で送金ミスをした場合、銀行に連絡をすれば何とかなりますが、DeFiの場合だと連絡する場所自体が存在しません。

つまり、すべて自己責任ということ。法整備も整っていないため、信頼できるプロジェクトかを自分で見極める力が必要です。なお、ラグプルの対策方法に関しては記事の後半で解説しています。

2021年の詐欺被害額は約102億ドル

2021年中にDeFi関連のプロジェクトから約102億ドル盗まれました。主にラグプルやハッキングなどによって、大きな被害にあっているようです。被害総額からもわかるように詐欺対策は非常に重要なので、記事後半の対策方法を参考にしてみてください。

Google広告による偽サイトへの誘導

Google広告から偽サイトや偽アプリに誘導する詐欺は、DeFiの世界ではよくある手法です。偽サイトにウォレットを接続したり、偽物のウォレットをインストールしたりしてウォレットの中身をすべて抜き取られるといった感じ。

Google検索だからといって信用しきっている人も多いですが、危険も潜んでいるので注意が必要です。

スマートコントラクトの不具合

DeFiではプログラムされた通りに自動で仮想通貨取引を続けるため「コードにお金を預けている」ともいえますよね。

いうまでもなく、そのコードは人間が書いているわけですから、ヒューマンエラーやハッキングのリスクも存在します。

知名度が高く、実績のあるプロジェクトならある程度の信頼はできますが、できたばかりのプロジェクトにお金を入れる際には注意が必要です。

規制による制限

現状、DeFiに対する規制は詳しく定まっていません。そのため、今後規制がかかるリスクがあるということ。いきなりDeFiの使用が禁止になるといった可能性もゼロではないということです。

日本がDeFiをどのように扱うかは非常に大きな問題です。

DeFiに関するリスクへの対策方法

DeFiに関するリスクへの対象法について解説していきます。

インパーマネントロスへの対策方法

  • ステーブルコインのペアを選択する
  • 価格変動の大きいアルトコインは選ばない
  • 計算ツールを使用する

預けた仮想通貨の価格変動によっておこるインパーマネントロスですが、その対策方法を解説していきます。

1.ステーブルコインのペアを選択する
ステーブルコインとは、ドルなどの法定通貨と連動した仮想通貨のこと。つまり、価格変動が小さいといった特徴があります。したがって、ステーブルコイン同士でペアを組めばインパーマネントロス対策に繋がります。

2.価格変動の大きいアルトコインは選ばない
価格変動の大きいアルトコインは選ばないようにしましょう。というのも、大きな価格変動が起きるとインパーマネントロスの割合も上がるから。最初のうちはステーブルコインのような安定した通貨ペアから始めるのをおすすめします。

3.計算ツールを使用する
インパーマネントロスの計算方法について触れましたが、かなり難しいですよね。そこで、インパーマネントロスを自動計算してくれる「dailydefi」とツールがおすすめです。DeFiにお金を入れる前にリスクを把握しておきましょう。

RugPullへの対策方法

RugPullへの対策方法は、そのプロジェクトについて徹底的に調べるということです。

Google検索やTwitterでのリサーチはもちろん、さまざまなDeFiプロジェクトをレビューしている「RugDog」というサイトを確認しておくと安心でしょう。

プロジェクトを調べる際に見るべきポイント

信頼できるプロジェクトかどうかを確認する際は下記のポイントを確認しておきましょう。

  • どのようなWebページか
  • ホワイトペーパーはあるか
  • ロードマップの内容は詳しく書かれているか
  • 運営メンバーは公開されているか

これらの情報+世間の評価を見て判断するといったイメージです。

重要:DeFi情報のリサーチは英語ですべき理由

DeFi情報は英語でリサーチしましょう。というのも、DeFiに関する日本情報がほとんどないから。DeepLなどの翻訳ツールを使ってリサーチしてみましょう。

Google広告から偽サイトへの対策方法

  • 信頼できるサイトからアクセスする
  • ブクマに登録しておく
  • URLをチェックする

Google広告から偽サイトを開かないためには、上記の対策をしましょう。

というのも、Google検索で上位表示されているサイトが広告を使用した詐欺サイトの可能性もあるからです。サイトの見た目やドメインがほぼ同じなので騙されてしまう人もかなり多いんですよね。

偽サイトに騙されないためにも、慎重に確認していくことが大切です。

スマートコントラクトの不具合への対策方法

結論、世間の評価を確認しましょう。というのも、天才プログラマーが書いたコードに問題がないかを理解するのはほぼ不可能だから。そのため、非エンジニアの方は世間の評価をもとに判断しましょう。

ラグプルの詐欺対策と同様に、Google検索やTwitterを使用して英語情報をもとにリサーチしていきましょう。

規制による制限への対策方法

規制へのリスクを回避するためには、日常的に仮想通貨関連のニュースを読むことが大切です。特に、クリプト業界の時代の流れは非常にはやいのでこのあたりは習慣にしておきましょう。

CoinPostやコインテレグラフなどの定番どころを読んでおけばOKです。なお、仮想通貨の情報収集のやり方は「仮想通貨ニュースをリサーチするためのおすすめサイト3選!【情報収集のやり方も解説】」で解説していますので参考にしてみてください。

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